別所地区について

 別所地区は、金沢市を流れる犀川左岸の河岸段丘に展開する比較的まとまりのある農業地帯である。標高が150〜300メートルの中山間地域(山村振興法の指定は昭和47年2月3日)に位置し、金沢市街へは自動車で20分程度である。

 別所地区の農業は、水稲を中心とし、また金沢を代表するタケノコの産地である。特に、竹の子の導入は古く、江戸時代に加賀藩足軽、岡本右太夫が江戸から孟宗竹を持ち帰ったものが、別所町の向田吉衛門によって植えられたのが始まりで、今ではすっかりこの地に根を張り、春先の竹の子のシーズンには、竹の子の農家直売(4戸)や竹の子料理(4戸、竹の子フルコース2,500円/1人)で賑わっている。